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一握の砂その226
作品:一握の砂
作者:石川啄木
今死にしてふ児《こ》を抱《だ》けるかな二三《ふたみ》こゑいまはのきはに微《かす》かにも泣きしといふになみだ誘《さそ》はる真白《ましろ》なる大根の根の肥《こ》ゆる頃うまれてやがて死にし児《こ》のありおそ秋の空気を三尺四方《さんじやくしはう》ばかり
底本:「日本文学全集12 国木田独歩 石川啄木集」集英社
1967(昭和42)年9月12日初版発行
1972(昭和47)年9月10日9版発行※冒頭の献辞と自序は、「啄木全集 第一巻」筑摩書房、1970(昭和45)年5月20日初版第4刷発行から、補いました。
入力:j.utiyama
校正:浜野智1998年8月11日公開2004年5月19日修正
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〔〕:アクセント分解された欧文をかこむ
(例)アカデミー 〔Acade`mie.〕 学士院。
アクセント分解についての詳細は下記URLを参照してください
http://aozora.gr.jp/accent_separation.html
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